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お知らせ2018.3.3

Why kansAI0.6?

プログラムの告知を開始してから、よく聞かれます。

「0.6って何ですか?」

一言でいうと、「約半年間で、関西圏でAIを使ったサービス/プロダクトのバージョン0.6程度のプロトタイプ開発を目指すプログラムです。」という答えになります。

日本企業の製品開発では何度もテストを重ね、不具合がないか確かめ、バージョン1.0、あるいは1.2まで完成度を高めたうえで市場化するというプロセスが多く見られます。その結果、多額の投資をしたにもかかわらず、顧客がまったく求めていない製品が世に送り出されてしまうという陥穽に陥りがちです。

本プログラムでは、とりあえず半年間で0.6までできた段階で皆様にお披露目し、なるべく早い段階で市場に送り出し、そこから顧客のフィードバックを受け、機能改善を繰り返しながら、残りの0.4を仕上げていくというプロセスを想定しています。

またここでいうAIとはあくまで一つのお題目で、より広義の意味で、近年大量に取得できるようになったデータをもとに、飛躍的に向上したコンピュータ性能やアルゴリズム技術を生かし、データサイエンス分野で新たな事業を創出することと捉えていただいてけっこうです。

これからの日本は、少子高齢化で人手が足りなくなっていくことが目に見えており、最適化・自動化の情報技術で、さまざまな業種業態、社会の隅々まで効率性を高め、生産性を向上していくことが必要不可欠です。

そうした情報技術を有する人材が不足しているという企業も多いかと思いますが、本プログラムでは、神戸大学 数理・データサイエンスセンターとの連携やAIベンチャー、データ分析企業のメンターを通じ、AI、機械学習の一定の技術相談に応じられる体制を整えていきます。
kansAI0.6を通じ、産学連携の取り組みを加速しながら、関西圏でもさまざまなサービスが世に送り出されていく事業環境を整備していくことに貢献することを目指しています。

また社内プロジェクト型とスタートアップ型の2類型を募集しているのは、すでに事業基盤を有する既存企業の内部で新規事業を創出しようとする参加者と、ゼロから起業し、新たなビジネスを立ち上げようとするスタートアップの参加者が、お互いの知識やノウハウ、アイデアを共有し、相互に刺激しあうことで、より事業アイデアの具体性を高め、ブラッシュアップしていくことが可能であると考えるからです。

プログラム内で、他のプロジェクトと連携し、さらに別のアイデアを試すといった試みもあり得ると思います。
そうした取り組みの中で、オープンにすべきところとクローズドにすべきところの戦略的な使い分けは当然あってしかるべきです。
企業間・組織間の利害調整をするため、スタートアップと大企業の契約関係、知的財産権の取扱いに精通した法律家や資本政策・投資契約に長けた専門家の支援体制も今後さらに充実化させていく予定です。

データは溜まってきてるけど何ができるかわからないという企業の方、アイデアはあるけどデータが入手できないという起業家の方、AIや機械学習の技術を習得しており、ビジネスに活用したいというエンジニアの方、そうした方同士のマッチングの場としても機能し得ると考えています。

ハードルは低く、志は高く、ぜひ多様な方のご参加をお待ちしております。

◯kansAI0.6の事前説明&相談会のお申込みは下記より。

https://soleildatadojo.doorkeeper.jp/events/71218

ソレイユデータ道場事務局
中井 友昭

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