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レポート2018.7.28

ビジネスプラザ大阪でAIスタートアップマッチングセミナーを開催しました。

7月23日(月)に大阪府、りそな・近畿大阪銀行グループと共催で、ビジネスプラザ大阪でAIスタートアップマッチングセミナーを開催しました。

当日はアクセラレーターkansAI0.6のメンター及び参加プロジェクトを中心に5者登壇いただき、大阪府下の企業様とのビジネスマッチングを行いました。

株式会社Toreruの代表取締役・宮崎超史氏からは、ディープラーニング技術などを活用し、弁理士の商標登録に要する事務作業を10分の1まで効率化し、結果的に日本全国で申請件数第5位まで伸ばされた驚異的な成長ぶりについてお話しいただきました。当然ながら全国1位を目指し、さらに知的財産分野での次なる展開も企図されています。

YuMake合同会社の代表・佐藤拓也氏からは、気象APIを使ったさまざまな分野での活用事例をご紹介いただきました。気象APIはそれ単体では価値を生み出しにくいですが、気象との相関が強い業種のデータと組み合わさって、予測に生かされることで高い価値が引き出されます。農業、レジャー、製造業などさまざまな分野の参加者の方が強い関心を示されていました。

三者めの株式会社スカイディスクは福岡でもっとも勢いのあるAI・IoTベンチャーで主に製造業の分野での故障検知などのソリューションで既に多数の導入事例を有されております。社員に海外人材を多数登用され、アジア方面にも精力的に展開し、今後ますます伸びていくことが予想されます。大阪は中小の製造業が多いので商談会でも多くの方々が名刺交換をされていました。

続いて株式会社Quickから、株価APIのQUICK Xingnite APIsについてご紹介いただきました。リアルタイムデータ、ヒストリカルデータなどさまざまなAPIが簡単に取得でき、データの前処理の手間を軽減してくれるため、色々な活用方法が想定されます。こうした著作権の問題等もきちんとクリアしたAPIが事業者に活用され、新たなサービスが輩出されることが期待されます。

最後に、アクセラーレーターkansAI0.6の参加者である押山千秋氏より、教育分野でのAIを生かした事業アイデアについて発表いただきました。具体的には朝の学活の時間を活用して子供達に最適なテーラーメイド型の教育コンテンツを提供し、健全な発育を促すというもの。押山氏はご自身も発達心理学の分野の研究者で、大学や研究機関との強いつながりを有されているため、サービス化の目処さえ整えば多様な参画者を呼び込める可能性があります。

こうしたAI・IoT関連のビジネスは1社のリソースだけでなかなか事業化困難なため、アイデアを有するスタートアップ、AIベンダー、データ提供事業者、ユーザー企業などが事業連携を深め、取り組みを一気に加速させていくことに価値があります。
今回、知的財産(商標権)、気象、製造業、金融、教育など幅広い分野のAI・IoT事業者が登壇し、セミナー後の商談会でも多数の方々が意見交換をされ、非常に有意義な会となりました。
酷暑の中、ご参加いただいた来場者の皆様、誠にありがとうございました。

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